AJA 社、KONA、Io、T-TAP に対応した Desktop Software v15.5 を公開

カリフォルニア州グラスバレー (2019 年 11 月 14 日) ─ AJA Video Systems 社は、KONA、Io、T-TAP 製品に対応するデスクトップソフトウェア v15.5 を発表しました。今回のアップグレードにより、HDR および 8K のワークフロー全体の機能を強化し、Windows®、Linux®、macOS® 上で、制作時の自由度と柔軟性を高めます。

今回のアップデートの特長は以下の通りです。

• macOS で最新バージョンの Metal に対応、macOS Catalina との完全互換性
• VPID を介して SDI 経由での HDR 伝送に対応
• 8K / UHD2 / 4K / UHD / 2K / HD ワークフローのための HDR テストパターンを追加

KONA 5 PCIe I/O カードは、今回のアップデートで以下の機能が追加されます。

• 8K 2SI SMPTE ラスターに完全対応
• 8K キャプチャー / プレイバック時の RGB 対応
• HDMI を介した 8K から 4K へのダウンサンプリング

Desktop Software v15.5 では、ノンリニア編集向けの新機能として、Avid Media Composer 2019.11 とのより深い HDR 統合、Adobe Premiere Pro 2020 でネイティブの 8K または 4K (8K からダウンサンプリング) の再生が追加されました。

また今回のアップデートにより、AJA 社の Io IP や Avid 社の Artist DNxIP で SDI 経由の SMPTE ST 2110-40 モニタリングも実現します。AJA 社の NMOS アプリケーションは、単一ホストに接続された複数デバイスに対応しました。

さらに、Desktop Software v15.5 が提供する、macOS Catalina との完全な互換性、macOS で Metal の最新バージョンに対応、およびその他の最適化により、Mac ワークステーション (次世代 Mac Pro を含む) 使用時の高速化と創造性の飛躍を実現します。

Desktop Software v15.5 の主な機能

• macOS Catalina との完全な互換性
• macOS で最新バージョンの Metal に対応
• VPID を介して SDI で HDR を伝送
• UHD2/UHD/HD 向け HDR テストパターン
• Avid Media Composer とのより密接な HDR 統合
• KONA 5 に以下の機能を追加
  • 8K 向け 2SI SMPTE ラスターに完全対応
  • 8K キャプチャー / プレイバック 時に RGB 対応
  • HDMI 経由で 8K から 4K へダウンサンプリング
• Adobe Premiere Pro でネイティブ 8K または 4K (8K からダウンサンプリング) を出力
• HDMI 入力検出の改善
• AJA Control Room に以下の機能を追加
  • マークした位置まで、またはクリップの最後までをカウントダウンする新機能
  • ファン制御機能とファン速度インジケータ
• KONA 5 および KONA IP で DirectShow に対応
• Windows®、Linux® および macOS® に対応