Square Box Systems、CatDV Worker 7 を発表

英国報道発表資料抄訳 - 2016 年 4 月 5 日

Linux とエンタープライズに最適化された展開が可能な、業界をリードする MAM ワークフロー自動化ソリューションの最新バージョン

イギリス ウォーイック、2016 年 4 月 5 日 ─ 業界をリードする MAM (Media Asset Manegement : メディア資産管理) システム CatDV の開発会社 Square Box Systems は本日、CatDV 向けの次世代ワークフロー自動化ソリューション「Worker 7」を発表しました。Linux 環境に対応し、OS X® や Windows のプラットフォームを採用した構成にも簡単に導入できます。Worker 7 には、CatDV を用いたワークフローの自動化と統合化を、より強力に扱い易くするために設計された多くの新機能が搭載されています。

Square Box Systems 社 CEO、Dave Clack 氏は次のように述べています。

「CatDV Worker はワークフローの自動化とメディア管理にとって、常にシンプルかつパワフルなツールです。今回、Worker 7 は大規模なエンタープライズユーザーが、巨大なボリューム内のアセット管理を行う際に必要としている、魅力的な選択肢を CatDV にもたらします。Worker 7 によって CatDV は真の意味でエンタープライズスケールのソリューションに生まれ変わります。Worker 7 は、敷地内、クラウド、データセンター、またはそれらの混合環境にも適しています。Worker 7 を導入することで、時間、費用、さらに自動化によって発生しがちなエラーや手間がかかる作業によるストレスを抑制できます。」

1,200 社を超える営利企業と全世界の数千の個人ユーザーが、デジタルメディアの大規模ボリュームの管理、組織化、利用のために CatDV を使用しています。従来型の放送局から、スポーツ、教育、マーケティング、広告、販売、そしてその他の組織まで、メディアを用いて顧客とコミュニケーションを行っている様々な産業におけるコンテンツクリエイターにとって、CatDV は特に相応しい製品です。

CatDV Worker は多目的な自動化エンジンで、カスタマイズしたワークフローの作成と自動ファイル処理を CatDV 内で行うことを可能にします。Worker は高度な設定が可能で、コンテンツのインジェスト、プロキシの作成、外部トランスコーダーの制御を含むトランスコーディング、コンテンツの移動とアーカイブ、ファイルのリネームといった自動化機能を実現します。

Worker は単独で、様々なメディアワークフローの管理タスクを効率的にする強力なツールを提供します。ほんの一例を示すだけでも、カメラカードから SAN もしくは NAS に安全にコンテンツをコピーする、CatDV にアセットをインジェストする、ログコンテンツのためにロガーにメールを送信する、ウェブプロキシを作成するためにトランスコードを実行する、対応する LTO ソリューションにアーカイブを行うといったことが可能です。

Worker 7 では、クラウドと仮想化のサポートを拡張するために Linux バージョンを追加しました。更に Worker 7 は Mac® や Windows のプラットフォーム上でもサービスを実行でき、IT 環境の管理をより効率的にします。この最新のリリースによって CatDV 既存の機能が強化されます。その新機能には、ビットバイビット (MD5 チェックサム付き) のベリファイファイルコピー、異なるフォーマットが混在するシーケンスのトランスコード、改善されたカメラカードサポートなどが挙げられます。

Square Box Systems は CatDV Worker 7 のデモンストレーションを NAB 2016 (ブース No SL5025) で行います。このソリューションは 2016 年下期に登場する予定です。

Square Box Systems と、この製品についての詳細な情報は www.squarebox.com でご確認いただけます。

Square Box Systems社について

Square Box Systems社は、1998年に主に銀行業務や金融業務システムの開発と販売を行うための独立系IT会社として設立されました。ロンドンやパリの著名な投資銀行のシステム開発を経たのち、2000年に現在の代表取締役であるRolf Howarthの個人的な興味に基づき、「CatDV」をリリースしました。IT基幹システムの構築経験と、フィルムや放送、ビデオに関する深い知識、Mac、Windows、LinuxなどプラットフォームやJAVAやC/C++といったプログラミング言語を横断する幅広い開発経験を融合し、映像業界向けにユーザー視点の開発を続けています。

本リリースに関するお問い合わせ先

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