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英国報道発表資料抄訳 - 2016年3月24日

GB Labs の Space SSD が Digital Film Technology のフィルムスキャナー Scanity HDR に対応

フィルムスキャニングテクノロジーの先進企業 Digital Film Technology (DFT) は 75 年以上に渡り、高い品質や先進的な製品とサービスが求められる市場に向けて、フィルムポストプロダクションのアーカイブと修復作業に対応するソリューションを提供してきました。DFT のフィルムスキャニングの行程では、強力なメディアストレージを用いる必要があるため、従来から SAN を採用したソリューションが使われてきました。今回、DFT と GB Labs との密接な協力により、SAN を用いたソリューションに替わるソリューションとして、NAS を初めて採用した Scanity HDR に対応するソリューションが利用できるようになりました。

2K や 4K DPX といった現在主流のファイルフォーマットでフィルムスキャンを行っている最中は、メディアストレージの速度を一定に保つ必要があります。フレームの破損やドロップを起こさず確実にファイルをインジェストするためには、安定した高い性能が求められます。大抵の場合、伝統的な SAN を用いたソリューションが最適なストレージとして選ばれてきました。しかし今回、GB Labs の新しいシステムが登場したことで、ソリューションの選択肢が増えました。つまり伝統的な SAN を選ぶか、最新の NAS を選ぶかです。伝統的に DFT は、彼らの製品である Scanity HDR の巨大なデータストリームを扱うのに必要とされる唯一の選択肢として、SAN を用いたソリューションを勧めていました。

一方で GB Labs の新しい NAS ソリューションは、インストール、設定、運用を簡単にします。このソリューションは非常に高速で、高価なソフトウェアライセンスの必要なしにサードパーティ製のアプリケーションと一緒に動作させられます。

GB Labs のメディアストレージ NAS シリーズ Space は、メディア産業で起こったストレージ革命の 15 年間を代表する製品です。Space は他製品が失敗していた場面でも、ストレージ革命の境界線を押し広げてきたことで有名です。Space は世界中のクリエイティブなワークフローに活力を与え、GB Labs はメディアとエンターテイメントの分野でよく知られた複数の企業に対してもソリューションを提供してきました。

DFT の Scanity HDR はスキャンをしながら 16bit の 4K TIFF もしくは DPX で大容量のファイルを出力します。広範囲のテストの結果、GB Labs の Space SSD を使用したソリューションは Scanity HDR にとって最適な組み合わせで、最大 9,000MB/s の速度性能は Scanity HDR を動作させるのに申し分のない性能であることが分かりました。更に、もし追加の容量や高い性能が必要とされるプロジェクトの場合には、このシステムに GB Labs の HyperSpace を追加することで、素早く簡単に容量を拡張し性能の強化が可能です。Space SSD はコンパクトなので Scanity HDR のケースに組み込めます。また、必要な場合には DFT からターンキーソリューションとしてご購入いただけます。

DFT と GB Labs は Las Vegas で開催される今年の NAB に参加します。South Lower Hall 内の SL10530 (DFT ブース) では、Space SSD と一緒に動作する Scanity HDR で 4K DPX ファイルのスキャンをお試しいただけます。

また、GB Labs が扱う様々な NAS 製品の種類や、それぞれの製品をどういった用途で使用できるかを知りたい場合には、South Lower Hall の SL5517 (GB Labs ブース) までお越しください。

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GB Labsについて

GB Labs 社は、デジタルメディア・ワークフロー向けのセンターストレージの開発とデザインを行うために設立されました。ポスト・プロダクションに関する深い知識と経験を持ち、Final Cut Pro を初め Avid や Adobe など様々な映像制作ソフトウェアがどのように動作するか、どのようにすればそれぞれが調和して動作するかを理解している会社です。そして、ポストプロダクションはもちろん、教育、軍事、医療、放送など最も過酷な環境での広範囲な研究の末に、現在の Space シリーズを完成させました。

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