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米国報道発表資料抄訳 - 2016 年 9 月 7 日

メディア・エンターテイメント業界のクラウド上ワークフロー展開に伴うマーケットシフトに照準を合わせる

カリフォルニア州ネバダシティ (2016 年 8 月 24 日) ─ デジタルメディアツールとワークフローソリューションの先進企業 Telestream® は IBC 2016 (ブース No 7.B26) にて、ビデオプロダクションとポストプロダクション業界の需要に見合った理想的なビデオトランスコーディング SaaS (software as a service) である Telestream Cloud の戦略的な推進を紹介します。

Telestream Cloud の開発は、コンテンツ製作者が敷地内とクラウドの両方でファイルベースのビデオ処理を展開しつつある事に象徴される、現在進行中の戦略的ビジネスシフトに対する Telestream 社の答えです。

Telestream の CTO、Shawn Carnahan 氏は以下のように述べています。

「先進的なコンテンツ制作ネットワークは、クラウド上でトランスコード処理を行うことによって得られる高効率化を武器に、ワークフローの最適化を図りつつあります。Telestream の顧客からは、通常のトランスコード処理以上の機能を Telestream Cloud へ盛り込むことが要求されています。

われわれには市場の重大な移行が見えており、Telestream Colud SaaS の能力を拡張することで、より複雑でより困難さを増すメディアファイル処理を可能とするワークフローを提供し、ビデオ製作者の要望に応えます。

日用的なビデオトランスコーディング SaaS サービスは、メディア業界やエンターテイメント業界のプロフェッショナルが要求するビデオ処理能力を備えていません。Telestream では、ビデオ業界が必要とする諸システムを構築し、それらのサービスをわれわれの SaaS プラットフォーム内で利用できるようにしました。」

Telestream クオリティのワークフローを求める人たちへ、高度なトランスコーディング及びメディアファイル処理能力を幅広く提供するため、Telestream Cloud は新たに一連の先進的な機能を Advanced Services (アドバンスド・サービス) として設けています。Advanced Services 機能は以下のものを含みます。

  • 入出力ファイルの QC 認証をトランスコーディング過程で同時に行い、ビデオやオーディオのデータストリームのクオリティ比較を可能にします。
  • DVB サブタイトルのレンダリングと多重化、TTML 、 WebVTT と CEA 608/708 クローズドキャプションの処理機能を搭載。ヨーロッパと北アメリカで複数言語の配信に対応し、視聴者へのリーチを拡大します。
  • Cinnafilm Tachyon の高度モーション補完機能を盛り込んだビデオ処理及び画像処理能力を搭載。フレームレート変換、標準変換、デインターレース処理、リバーステレシネ、 スケール変更、ケイデンス修正を提供。
  • AMWA 認証の英国コンテンツ配信用 DPP パッケージングソリューションを搭載。カラーバー、テストトーン、 スレートと共に、DPP ルールに則った正確な複数素材配置を含む DPP タイムラインを自動的に組み上げ、メタデータを整えて、AS-11 MXF ビデオ、DPP 適合パッケージとして出力します。
  • プロダクション用にMXFファイルフォーマット、プロダクションワークフロー内の互換性を提供する AS-10 方式が選択可能。AS-10 方式入力をデコードし、デリバリーには AS-10 適合出力が使えます。
  • オーディオラウドネスの測定と修正機能を搭載。ヨーロッパの EBU R148 及び北米の CALM ACT に適合した出力ファイルを保障します。

特定のユーザー要求に合わせたワークフローを Telestream Cloud アカウントごとに追加することが可能です。API 及びウェブインターフェイスを介してもアクセスできるプリセットとして使用でき、特定のワークフローで出力するコンテンツ尺の分数に合わせて課金されます。Telestream Cloud 内のトランスコーディングジョブトラッキングとレポーティング機能も提供されるので、容易に使用状況が把握できます。Advanced Services に関するご質問に関しては、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 の Cloud セールスチームまでお問い合わせください。

ロイターニュースの CTO、Kenneth Ellis 氏は以下のように述べています。

「Telestream Cloud を使い、放送品質のビデオを、時にはフレームレート変換処理も含めて、H.264、IMX、AVCi 等のフォーマットへの変換と共に、コンシューマー向け配信用の HLS、MPEG-DASH や 360° バーチャルリアリティービデオ等への変換にも活用しています。

仕事量に合わせフレキシブルに使用量を変えることが出来るので、タイムツーマーケット削減が達成でき、LiveSync 機能が付いてイベント・ドリブンなワークフローとウェブサービス連携通知機能は、作業全体の実行時の複雑さを緩和し、エンドツーエンドの処理時間短縮に繋がりました。」

スタンダードなセルフ・サービスモードで利用可能なその他の Telestream Cloud 機能

Advanced Services と並び、Telestream は Telestream Cloud のセルフ・サービス Standard Services (スタンダード・サービス) 用にも多様な機能を開発し、その内の多くはサードパーティーのテクノロジーやシステムとの連携が可能です。

Telestream Cloud の Standard Services に含まれる新機能の 1 つに Aspera の特許出願テクノロジー、FASP® (Fast, Adaptive and Secure Protocol : 迅速 + アダプティブ + 安全プロトコル) があります。この技術のインテグレーションによって Telestream Cloud のユーザーは Aspera を使って大きなビデオファイルを安全に素早くワイドエリアネットワークで転送することが可能になり、処理時間を大幅に削減できます。Aspera Enterprise (アスペラ・エンタープライズ) もTelestream Cloud のストレージ及び転送オプションに加えられ、既にユーザーが展開中の Aspera システムと組み合わせることができ、Aspera の転送ノード URL を Telestream Cloud へのジョブ投入に使うことも可能です。

Aspera 社 (IBM Company) のビジネス開発担当 VP の John Wastcoat 氏は、以下のように述べています。

「5 年前にオンデマンド高速ファイル転送の手段として紹介されて以来、Aspera はクラウドインフラへの移行トレンドの最先端で活躍しています。Telestream Cloud での採用は、Aspera 社と Telestream 社のビジョンと双方のユーザーデマンドが合致している証です。Aspera システムのスピードとセキュリティで、クラウドの長所をフルに活用していただけます。」

Telestream Cloud では更にモーション補完フレームレート変換機能も Standard Services に含まれています。フレームレート変換は、クオリティを犠牲にする事無く、複数地域における様々な SD 及び HD 配信ニーズに応えるため、メディア関連企業にとって欠かせない機能です。既に絶大な信頼性を誇る Telestream の FPS 変換エンジンが様々な技術を盛り込んで最適なビデオ出力クオリティーを提供し、Telestream Cloud の活用効果を高めます。

他のサードパーティーとの協力体制を通じて、Amazon Web Service の NVIDIA NVENC と Microsofto Azure NV シリーズ Tesla M60 GPU を駆使し、Telestream Cloud のデータ処理には GPU アクセラレーションの活用が可能です。GPU アクセラレーションは、高度の並列データ処理能力が求められる場面で最も効果を発揮します。ハイパフォーマンスハードウェアを使用することにより、Telestream Cloud は特定の処理時間を通常の 10 分の 1 まで短縮することが可能です。ユーザーインターフェイスと API を使い、他の Telestream Cloud プリセット設定と同じ感覚で GPU プリセットが使用できます。GPU インスタンスは初めに北米及び EU の課金サブスクリプションユーザーに提供されます。

トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。

Telestream について

Telestream は、世界規模のライブやオンデマンドでのデジタルビデオに関わるツールとワークフローソリューションを提供しています。 Telestream 製品は、個人や企業が、デスクトップからエンタープライズまで、制作、配信、視聴方法に関わらず、映像をあらゆる視聴者へ容易に提供することを可能にします。

そして、メディア及びエンターテイメントの分野で活躍している世界中の企業の多くが、業務の合理化や収益の増進を図るために Telestream 製品を活用し、オンラインやモバイル配信向けのビデオ制作のワークフローを簡単にするために、ますます多くのプロビデオ関係者が Telestream に注目しています。

Telestream 製品は、ビデオキャプチャーとインジェスト、ライブとオンデマンドのエンコーディングとトランスコーディング、キャプションの追加、プレイバックと検査、配信、そしてストリーミングといった、デジタルメディアのライフサイクル全体に関わっています。更には、ワークフロー全体のオートメーションと調整も行います。

Telestream の本社はカリフォルニア州ネバダシティに所在しています。株式非公開会社です。

本リリースに関するお問い合わせ先

正規代理店 : 株式会社 アスク
担当部署 : メディア&エンタープライズ事業部
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電話 : 03-5215-5676 / FAX : 03-6672-6858
所在地 : 東京都千代田区九段南 4-8-21 山脇ビル 11F