
Ingest Machine
Quadrus の Ingest Machine は強力で柔軟性の高い、マルチチャンネル・マルチフォーマットのレコーディングソフトウェアです。
ライブあるいはデッキのソースから、複数の SD/HD-SDI ストリームをネットワークストレージに直接キャプチャーし、MAM (Media Asset Management / メディア資産管理) アプリケーションに登録できます。
Avid Unity ISIS にキャプチャーした場合、Avid Interplay に登録できます。
Ingest Machine は、スケジュールキャプチャー、バックアップ用ストレージの追加、マルチカメラコントロールといった革新的な機能に対応しています。

Quadrus ターンキーシステム - MAI
MAI (マルチチャンネル・オートマティック・インジェスター) は、マルチチャンネルビデオ収録ソリューション Quadrus Ingest Machine のターンキーシステムです。
1 台で同時に最大 8 チャンネルの HD-SDI 信号をファイル収録でき、各チャンネル毎に 2 種類のリアルタイムエンコードが可能です。この機能により、例えばメインとプロキシの収録ファイルを幅広いプロコーデックから選択して同時に生成できるため、収録から編集までの時間を一気に短縮できます。
また、複数の保存先 (SAN/NAS ストレージ、ローカル RAID システム、USB 3.0 ポータル SSD/HDD) へ同時にデータを書き込めるため、バックアップや複数のストレージへのファイルコピーに時間を費やす必要がありません。
特長
- 同時に最大 8 ストリームを Avid MXF、MXF Op1a または MOV フォーマットにエンコード
- 複数の保存先に同時書き込み
- H.264 (800Kbps もしくは 2Mbps) プロキシを作成
- Avid Media Composer のメタデータに完全対応
- 先頭フレームを生成し、クリップを MAM アプリケーションのデータベースに登録
- ネットワークストレージにクリップを直接保存、同時に Ingest Machine に接続したローカルディスクに直接保存するオプションも選択可能
- 「追っかけ編集」に対応
- Sony RS422 プロトコルを用いたデッキ操作により、フレームの正確なキャプチャー、バッチスケジューリングが可能
- 「Live Cut」機能により、エディット用のシーケンスを即座に作成可能