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TriCaster を使った
最新活用事例

TriCaster は、オールインワン・ライブプロダクション・システムです。

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多様化する映像演出・配信先を支える TriCaster® を採用

多様化する映像演出・配信先を支える TriCaster®  を採用

テクノネットは、映像制作の基本となるスイッチング・収録・配信・合成・テロップ作成の機能を 1 台に搭載した、オールインワンの映像制作システム NewTek TriCaster 2 Elite を中心に今回のシステムを組んでいる。

TriCaster は複数のカメラから入力されたライブ映像に編集・加工・合成などを加え、最終的にインターネットでライブ配信したり、内蔵ストレージに配信映像を保存したり、あるいは演出用の動画素材をビデオ再生して利用することも可能なオールインワン・ライブ映像制作システムだ。多種多様な演出をシステム内で可能にする映像合成ツールと、幅広い製品ラインナップから使用用途に応じて選択できるのが特徴的な製品シリーズである。

テクノネットは TriCaster シリーズを 10 年以上使用し続けており、2021 年の秋頃には同社 5 代目の製品となるTriCaster 2 Elite を導入。以前は TriCaster 8000 を使っていたが、IP 映像伝送方式 NDI の本格導入も視野に入れ、フラッグシップモデルへの機材更新に至った。

テクノネット ソリューションセンター運用技術部 部長 / テクニカルディレクター 山﨑洋則氏

テクノネット ソリューションセンター運用技術部 部長 / テクニカルディレクター 山﨑洋則氏

同チームのホーム試合で映像演出の機材オペレーション / スイッチングを担当する、テクノネット ソリューションセンター運用技術部 部長 / テクニカルディレクター 山﨑 洋則氏に話を聞いた。

山﨑氏「以前 B.LEAGUE 公式映像で横浜ビー・コルセアーズの中継制作を担当していた際に、 TriCaster でスイッチングを行っていたので、今回の演出システムでも使い慣れている機材を選びました。主に携わっているスポーツ中継、ゲーム番組、企業系イベントの配信現場でも、 PowerPoint や出演者の顔出しワイプ、固定テロップなどを組み合わせたレイアウト構成や、音の調整もしやすい TriCaster シリーズをシステムの中心に組むことが多いです。」

システム構成

今回のシステムで TriCaster 2 Eliteは、会場に設置された LED パネルと大型ビジョンへ映し出す映像・画像ソースの切り替えと、膨大な素材の管理に活用されている。具体的には以下の素材がスイッチング用として、TriCaster 2 Elite に取り込まれている。

  • 秋定氏が制作する演出用素材
  • CM・選手紹介などのプロモーション映像
  • リーグから提供される横浜ビー・コルセアーズの試合ハイライト映像
  • B.LEAGUE 公式中継映像(SDI 経由で伝送)
  • NDI対応スポーツコーダ®︎ (スコア表示用)

会場内の観客向けの演出がメインであるため、試合中継用のカメラ映像はほぼ 1 本とシンプルだが、エンターテイメント性を高めるために、膨大な量の演出用素材が TriCaster 2 Elite に仕込まれている。

会場内の観客向けの演出がメインであるため、試合中継用のカメラ映像はほぼ 1 本とシンプルだが、エンターテイメント性を高めるために、膨大な量の演出用素材が TriCaster 2 Elite に仕込まれている。

横浜ビー・コルセアーズでは、相手チームのフリースロー時に行う "ブースターディフェンス" やタイムアウトの案内など、試合中に繰り返し出す素材はあらかじめ TriCaster のシステム内部に保存しており、会場の様子に合わせてリアルタイムに切り替えている。観客にとって飽きの来ない演出を創り出しているのだ。またリハーサル後やトラブル時にも演出・素材の変更が入るケースが多く、その場で演出責任者の秋定氏がジャッジを下すことで、シームレスな演出転換を可能にしている。

アリーナでは演出内容が日々変わるため、敢えて音と映像は同期していない。今回の場合は、①音響に合わせて山﨑氏が映像ソースを切り替える、もしくは②オーディオソースを音響チームへ渡して VTR 音として出してもらう、この 2 パターンで画音を連携させている。

基本的に横浜ビー・コルセアーズが行うホーム試合の演出ではテクノネットが機材協力・オペレーターとして同行し、今回紹介した横浜武道館だけでなく、チームのホームアリーナ 「横浜国際プール」でも同じシステムを採用している。

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