Tier 2

究極のニアライン

大容量のハイアベイラビリティ対応ストレージ

t2

Tier 2 ストレージは通常、ニア・オンラインを略した「ニアライン」という名前で呼ばれます。このクラスのストレージは大容量かつ高い費用対容量を実現しています。データへ簡単にアクセスでき、容量の拡張性と保護性能が高いことが必須要件です。Tier 2 ストレージは通常、Tier 1 ストレージのバックアップに使われ、しばしば、有用なアセットと完了したプロジェクトのアーカイブを収納する棚の様なものとみなされます。

他に類を見ない GB Labs の Echo シリーズの高いパフォーマンスによって、バックアップのみならず、万が一 Tier 1 ストレージが故障した際にはフェイルオーバーして編集のために利用する事が可能です。卓越したパフォーマンにより、この Tier 2 ストレージからテープアーカイブや Tier 3 システムへデータを最高速で直接読み出すことができます。

Tier 2 ニアライン

echo rack
メディア向けに設計された大容量ストレージ

GB Labs の Echo ニアラインシステムは、再編集や別目的で使用したり再放送するために、高解像度のビデオファイルやメディアプロジェクトの閲覧や復元を行うことを可能にします。Echo は高速なため、Tier 1 プラットフォームを管理するのに役立ちます。完了したプロジェクトをより低コストのアーカイブ用ストレージに素早く譲り渡すことができ、簡単にオンラインストレージ上でメディアを利用できる状態に復元できます。

GB Labs の高性能なニアラインシステム

ネットワークパフォーマンスが不十分なオブジェクトストレージ技術とは異なり、GB Labs の Echo ニアラインシステムは、放送局やポストプロダクションといった時間の制約が厳しい環境に求められる高い速度で動作します。Echo は複数ストリームの HD ビデオを安定して扱えるため、セントラルストレージのダウンタイム中には、オンラインプラットフォームとフェイルオーバーして利用可能です。

スケールアウト Tier 2

成熟したファイルベースのワークフローにおいて、UltraHD やフィルムとアナログアーカイブのデジタライズの到来は、ストレージに大きな影響を及ぼします。安全に数ペタバイトのデータを保存するために、拡張可能な Tier 2 ストレージに投資する必要が迫られています。

アーカイブが増えたら Echo を拡張。動的に、高費用対効果で、大規模に。

GB Labs のシステムでは、容量の拡張を行う際に追加のストレージサーバーを導入する必要がありません。専用の EX 拡張モジュールは、シンプルかつ高い費用対効果でサーバーラックに追加する事ができます。パフォーマンスを損なうことなく大容量を実現します。

  • Echo 128TB で 2.3 PB に増設
  • Echo 36 256TB で 6.1 PB に拡張

アーカイブの増加には、動的、高費用対効果、大規模に対応可能な Echo を増設

データの安全性

RAID 6 による保護と非常に高効率なオペレーションシステムにより、Echo は最高の安定性を誇ります。これこそが、24 時間 365 日、確実に動作することを求められる多くの主要なメディア企業に Echo が採用されている理由です。

高いエネルギー効率
大容量のストレージエンクロージャーとして、Echo は究極のエネルギー効率を誇ります。エネルギー消費の低いドライブと CPU を使用しているため、電力消費と環境負荷を非常に低く抑えられています。パフォーマンス重視の Tier 1 ストレージと比較すると、導入コストを節約することができます。
API の統合

API を利用できるため、サードパーティの開発会社は彼らのソフトウェアを統合しやすくなっています。代表的なサードパーティ製ソフトウェアには、Marquis の Project Parking や Workspace Parking、CatDV の MAM ソリューション、そして ToolsOnAir の放送向けソフトウェアなどがあります。

技術パートナー

これらのパートナーシップは高効率な HSM (階層型ストレージ管理)、インテリジェントなメディア管理、複数階層ファイル管理、業務向けのプロジェクト管理を促進します。SPACE ストレージプラットフォームの認可を受けたサードパーティ企業の参画数は増え続けています。

ストレージエコシステム

データワークフロー

ネットワークデバイスには、接続された適切な権限を持っているあらゆる OS を搭載したあらゆる端末からファイルにアクセスできることが求められます。また、クリップ、グラフィック、アニメーション、そしてプロジェクト全体は、Tier 1 アレイやテープライブラリーとの間で、安全に転送できることも求められます。Space は自動化された全データ処理の追跡・監視を行うための洗練されたツールセットとともに提供されており、多くの MAM アプリケーションと動作することが確認されています。

data workflow

データ転送

以下の業務向けメディア管理ツールが Echo に組み込まれています。

  • データ処理向けの MD5 認証
  • 自動化されたデータのインポートとエクスポート
  • 包括的な通知マネージャー
  • 洗練されたファイルマネージャー
  • 優れたメディアレプリケーションツール
core os tools
高速で安全な転送

Space があれば、ワークステーションやあらゆる中間メディアの取り扱いの制御を行う必要がありません。Echo の処理能力を利用することで、データ転送にかかる多くの時間を節約することができます。データは MD5 チェックサムにより照合されるので安心です。

障害からの復旧

プライマリーシステムが故障した時、 Echo は障害からの復旧システムソリューションとして使用できるようになっています。Tier 1 アレイとワークステーションは、GB Labs のこのニアラインプラットフォームに完全にバックアップされます。組み込みのデータ管理ツールにより、ファイルとプロジェクトの復旧が高速に行えます。ストレージネットワーク全体は高速かつ確実に復帰できます。

遠隔地に拡張できるストレージ

Echo は現場から離れた場所に設置されたユニットと自動的に同期させることができます。全体的なデータの安全性だけでなく、サテライトオフィスにあるメディアリソースの同一性も管理できます。目的別に設計されたツールが Core OS に組み込まれているおかげで、Echo は究極のバックアップ方針としてクラウドにもバックアップを行えます。

ECHO の利点

GB Labs のニアラインシステムは、別の Space ユニットへデータを転送する際に出来る限り最高速で動作するように最適化されていて、1500MB/s 近い速度が出ます。ネットワーク上にある GB Labs 製以外の NAS アレイともデータのやり取りは可能です。

アスク・エムイー取り扱いブランド

株式会社 アスク メディア&エンタープライズ事業部 (ASK M&E) が提案する、放送・業務用からプロシューマーまでの映像制作にフォーカスした製品を紹介します。

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