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Seervision Suiteは、ライブ映像制作の質を向上させ、ハイエンドなコンテンツで視聴者を感動させることができるシステムです。高度な AI 活用と独自の技術により、カメラワークを自動化し、あたかもカメラマンが操作しているような自然な動きを実現できます。
Seervision 社が開発した管理サーバー (DoP) にスタジオカメラあるいは PTZ カメラを接続することで、システムが画面上の人物を認識し、人物の動きに応じてカメラを自動で制御します。既存の放送・業務用カメラを利用できるため、画質を活かしたまま、近年高まっているビデオ制作へのリモート需要、撮影にかかる労力とコストを削減しつつ、高いクオリティの番組制作を可能にします。
企業トップや重要な人物が登壇する新製品の発表会や表彰イベントでは、人物を常にカメラで追従しておく必要があります。Seervision Suit を使用すれば、人物がステージ上で前後左右に動いていても、アップショットやバストショットなど設定した画面サイズでカメラが常に被写体を自動追従することができます。
複数の講演者が画面上に並んだり、ゲストの入れ替わりがあるセミナーやカンファレンス、パネルディスカッションであっても人物を見失うことはありません。対象人物を変更する場合は様々な設定条件から自動的に、あるいはワンクリックで手動で切り替えることができます。
現在、多くの企業が自社コンテンツ制作の内製化に取り組んでいます。社内コンテンツの収録やライブ配信が長丁場になったり、毎日行われても Seervision Suite は休むことなく、撮影の最初から最後まで意図したフレーミング(画面サイズ)で正確にカメラを操作します。
Webベースの操作画面で全ての機能を実行できるため、オンライン/ハイブリッドイベント時にオペレーターがカメラの側にいなくても、リモート操作、あるいは自律的に動作することができます。
Seervision Suiteを使えば、カメラの撮影範囲に制限があったり、サブカメラを担当するカメラマンがいない、カメラマンとしてのスキルを持っていなくても、放送クオリティの撮影を可能にします。ライブ制作でよく見られるカメラワークを自動化できるので、クリエイティブな視点により集中することができます。 高度な自動追尾機能でカメラが画面上のアクションを自動的に追いかけ、被写体を適切なフレーミングで正確に収めます。その結果、カメラマンが撮影したようなプロ品質のコンテンツが出来上がります。
撮りたいカットの構成を考えたら、後はそれをスムーズに実行するだけです。直感的な Web ベースの UI 画面でカメラプレビューを見ながら直接プリセットを作成、無制限に保存することができます。 プリセットを選択すると、プリセットポジションにカメラが自律的に移動し、特定の被写体を指定した画面サイズで追跡し始めます。これらのプリセットには、パン、チルト、ズーム、フォーカスの値が記憶されており、さらにプリセットを適用した際に指定の画面サイズに切り替わるまでの時間や速度も設定することができます。
多くの自動追尾カメラシステムは、カメラやレンズ、ソフトウェアが一体型であるため、使用できるカメラ/レンズに多くの制限があります。そのため、プロユーザーが普段使用している高解像度センサー搭載のカメラや放送品質のレンズとの組み合わせで使用することができません。Seervision Suite は、プロの撮影現場で選ばれている多くのスタジオカメラやレンズ、PTZカメラに対応しており、満足のいく画質を確保することができます。
全てのカメラ操作をウェブブラウザ (Google Chrome) 経由の UI 画面からマウス操作で実行することができます。また、SKAARHOJ 製の外部コントローラーを使って、ジョイスティックで操作したり、設定メニューをボタンに割り当てることも可能です。ネットワークを介したブラウザ上での操作であるため、制御用にハイスペックなPCを別途用意する必要はありません。
Seervision Suite の PTZ カメラ向け自動化システムです。Panasonic製のAW-UE150/UE-100などハイエンドのPTZ カメラや NewTek 製など最新の PTZ カメラと組み合わせて使用することができます。
※PTZ カメラ本体は付属しません
プロ品質のカメラやレンズを SeerVision 製のロボティックカメラヘッド「Pauli」に載せて、Seervision Suite で利用できます。Ross社など他社製のロボティックヘッドで使用を検討されている方は、別途ご相談ください。