AJA 社、Inter BEE 2023 で AJA ミニコンバーター用ラックマウントフレーム DRM2 を発表

AJA Video Systems 社は本日、ラックマウントフレーム DRM2 を発表しました。最大 12 基の AJA ミニコンバーターを機種を問わず格納し、電源を供給できます。オプションの DRM2 Y-Cable を使用すれば、最大 24 基の AJA FiDO ミニコンバーターを格納可能です。200W のファンレス電源を備え、洗練されたデザインが特徴的な 3RU サイズの AJA DRM2 は、信号変換用の AJA ミニコンバーターを複数台ラックマウント可能なため、放送、プロダクション、ProAV などの制作ワークフローを合理化します。

この新しいフレーム製品は、2023 年 11 月 15 日 (水) 〜 17 日 (金) の 3 日間、幕張メッセで開催される Inter BEE Show 2023 の AJA ブース (アスク・エムイー / 小間番号:3209) にて実機を展示予定です。

人気製品のミニコンバーターラックフレーム DRM の次世代モデルとして設計された AJA DRM2 には、フレームへの素早いアクセスを実現する、取り外し可能なフロントパネルなど、ユーザーからの要望に応えた機能が搭載されています。ミニコンバーターは小型かつ移動可能なホルダーにマウントするため、フレーム本体をラックに組み付けたままでも、簡単に取り付けおよび取り外しが行なえます。

DRM2 のフレームには 12 個のホルダーが備え付けられており、交換用のホルダーは単品、または 12 個セットで購入できます。フレームの電源ケーブルハーネスには、13 個の D5/10-PC コネクターが取り付けられていて、それらを電源供給フレームの電源端子に接続します。配線は用途に合わせて任意に変更できます。

DRM2 には、冷却ファン付きフロントパネルが搭載されたモデル DRM2-AP も用意されています。周囲温度が高い環境でも 4 台のファンで最大レベルの冷却を実現します。高密度に機器を設置しても、排熱が蓄積される心配はありません。

AJA 社の社長 Nick Rashby 氏は次のように述べています。

「メディア&エンターテインメントや ProAV 業界の技術が進み、ワークフローが複雑化する現代において、映像制作の施設や移動型のプロダクションでは、依然として電源とスペースの制約が大きな懸念事項となっています。その両方への対応として AJA DRM2 が設計されました。最大 12 基の AJA ミニコンバーターを機種を問わず格納する、電源とスペースを提供します。今年の Inter BEE で、この新型フレーム製品を発表でき嬉しく思います。ぜひ AJA ブースに立ち寄り、実機をご覧ください。」