v1 2 firmware for cion

米国報道発表資料抄訳 - 2015年4月13日

ネバダ州ラスベガス、NAB カンファレンス ブース #SL2505(2015年4月13日)- AJA Video Systems 社は NAB Show 2015 にて、プロダクションカメラ CION の新しいファームウェア v1.2 を発表しました。フィールドでのアップグレードが可能なこのソフトウェアアップデートでは、新機能の追加と更新によって画質が改善されています。ファームウェア v1.2 は以下のリンクよりダウンロードが可能です。
https://www.aja.com/en/products/cion#support

CION v1.2 アップデート

  • ホワイトバランス ─ 露出オーバーしたイメージに対するホワイトバランス機能の改善
  • ビデオレベル ─ 各露光指数(EI)値において、ガンマとカラーコレクションの組み合わせで、ビデオレベルの高い IRE 値がクリップされてしまう問題を改善
  • ガンマ/カラーコレクション ─ EI 800 と EI 1000 にガンマとカラーコレクションのオプションを追加
  • 新しく LUT をサポート ─ Internal video gamma LUT は外部モニターでモニタリングする際に、Expanded 1 か Disabled のガンマを選択すると、外部の LUT デバイスを使わずに最終形に近い色味でのモニタリングが可能
  • オートホワイトバランスアラーム ─ 画像の白かグレーの値がホワイトバランスに適切な値を満たしていない場合、ホワイトバランスが unity の設定に戻りユーザーに通知
  • タイムラプスインジケーター機能 ─ インターバル録画(タイムラプス)の表示はモニターにオーバーレイでスーパーインポーズが可能
  • RGB 出力を拡張 ─ メインの SDI 出力は SMPTE か full RGB range の選択が可能

CION は人間工学に基づいた軽量で比類のない接続性を誇ります。CION は 4K/UltraHD および 2K/HD での撮影が可能です。カメラ内部での収録は 12-bit ProRes 444 を含む Apple ProRes ファミリーのコーデックで行われます。高品質な画像を費用対効果に優れた AJA Pak SSD メディアに 最大 4K/60p で収録でき、幅広いポストプロダクションのアプリケーションとも互換性があります。また CION は AJA Raw を 4 系統の 3G-SDI で最大 4K 120fps、Thunderbolt なら 4K 30fps で出力することが可能です。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は次のように述べています。

「私たちはこれまでコミュニティを通じて CION を見てきました。そして CION のユーザーが作成した素晴らしいイメージに驚かされ、その熱意にわくわくしています。それらは制作上の問題点を解決する定期的な新機能と改良をユーザーにもたらすよう、私たちチームに勢いを与えました。CION は既に信じられないほどの価格で多くの優れた機能を提供しており、今回のソフトウェアアップデートは最も需要の多かったユーザーからのリクエストを実現したものです。しかしそれは当社の大きなコミットメントのほんの一例にすぎません。」

v1.2 ファームウェアはフィールドアップグレードが可能で、標準的な Web ブラウザとビルトイン Web UI を介して CION カメラへ簡単にアップロードできます。 この新しい v1.2 ファームウェアは、すべての CION ユーザーにお勧めします。

CIONについて

CION は、電子グローバルシャッターを含む 4K サイズ CMOS センサーを搭載し、不要なモアレを解消する集積化した光学ローパスフィルタと適切な色を生成する赤外線カットフィルタを併せ持ちます。更に CION は同クラスの他のカメラに比べてより多くのオンセットモニタリング出力を行うことができる上、信頼性のある内蔵モニターと LAN ブラウザのビデオタップを搭載しています。ユーザーは、2 x 4K/UltraHD と 3 x 2K/HD、または 8 x 2K/HD の組み合わせを選択することが可能です。また LAN 接続を介しマルチカム設定にて各カメラのフィードを確認でき、すべての収録残り時間を監視することができます。独自の LAN ポートおよび組込み Web サーバーによってリモート設定とコントロールを簡単に行うことができるため、標準的な Web ブラウザで複数の CION カメラを設定および制御、またはギャングコントロールが可能です。 CION は軽量でありながら非常に高い強度を誇るマグネシウムで形成されており、立体的なスエードの肩パッドが付いているため簡単にセットアップでき、快適に操作を行えます。別売の AJA Pak Dock を利用すると、Thunderbolt™ または USB3.0 で高速にデータを転送でき、バックアップや編集に大いに役立ちます。そして更に Canon EF/FD, Nikon G/F, ARRI Bayonet, Panavision, B4 といったサードパーティ製のレンズをマウントすることも可能です。

AJA Video Systems について

1993年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオ インターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。

本リリースに関する問い合わせ先

AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)
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TEL:0120-973-562 / FAX:03-6913-9590
所在地 : 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11F

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