GB Labs社、ファイルベースワークフロー向けに新しいLTOアーカイブ製品を発表

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〜テープの健全性に一切の妥協をすることなく、テープドライブへの高速なバックアップを実現〜

英国、ロンドン|放送とデジタルメディア制作分野におけるネットワークストレージのリーディングサプライヤーであるGB Labs(ジービー・ラボ)社は、新しい製品「LTO Space Mini(エルティーオー・スペース・ミニ)」と「LTO Space(エルティーオー・スペース)」を発表しました。同社のアーカイブ製品ラインナップとしては初の製品である「LTO Space Mini」は、長期保管、プラグアンドプレイで使用できるユーザビリティ、そして重要なデータを安全に保管するための放送レベルの信頼性を、より経済的で大容量なLTOドライブシステム上に実現します。また、超高性能Spaceストレージユニットと接続して動作する「LTO Space」は、4台のLTOドライブを搭載し、全てのLTOドライブで同時に140MB/秒もの転送レートで動作させることが可能です。「LTO Space Mini」および「LTO Space」は、来る4月14日からラスベガスで開催されるNAB2012のブースSL6020でご覧いただくことができます。

1.5TBもの大容量と140MB/秒もの転送レートを実現するLTO-5は、HDファイルのバックアップに最適です。ところが、この高速な転送レートは多くのNASやNASの連続転送レートを超えています。そのため、ほとんどのLTO製品は変動するデータ転送速度に従って転送プロセスを遅らせるためのスクラビング技術を採用してきました。これはテープを往復運動させる事によって避けられないテープの摩耗を引き起こすため、メディア企業にとっては主要な懸念材料となっていました。テープにかけられたストレスによって寿命が低下する可能性がある磁気テープに彼らのメディアを保管することを多くの企業は恐れたからです。

GB Labsは、国際的な放送局との協業により、LTOの要求する転送レートを持続させ、テープスピードを調整せずにLTOに書込むことが可能なシステムを開発しました。LTO Spaceは実測値600MB/秒以上のパフォーマンスを叩き出すSpaceストレージユニットと接続することによって、また、LTO Space Miniは、現場で厳しくテストされたクラス最速のリード/ライト速度を誇る2TB/RAID 5アレイを搭載し、一貫してLTOの要求に応えるデータ転送速度を実現しました。

株式会社アスク、GB Labs社の映像制作向けストレージ製品「Space」の取り扱い開始を発表

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株式会社アスクは(本社:東京都千代田区)、放送とデジタルメディア制作分野のストレージのエキスパートである、GB Labs社(英国、バークシャー州レディング)の映像制作向けストレージ製品「Space」の取り扱い開始を発表致しました。

Spaceは、映像制作会社から放送局の拠点間アーカイブまで多くの導入実績と高い評価誇るネットワークストレージソリューションです。

GB Labs社のセールスディレクターAdi Antariksaは次のように述べています。
「GB Labsは、日本を非常に重要なマーケットだと考えています。それは、日本がフルHDの16倍の解像度であるスーパー・ハイビジョンのような最先端の放送技術を有する国だからです。コンテンツのファイルサイズが巨大になるにつれ、放送局や映画やメディア製作の現場では、高解像度のコンテンツを格納するためのストレージソリューションにますます注目が集まっています。この点を考えても、私たちが日本に注目するのは自然な流れなのです。私たちは、この注目すべき日本において、ビジネスを共に牽引できる最高のディストリビューターを探し、アスク社と契約しました。この末永く続くであろうパートナーシップを大変喜ばしく思っています。」

株式会社アスクの代表取締役、武藤一彦は次のように述べています。
「私たちは、GB Labs社の製品を日本で販売できることを非常に嬉しく思っています。GB Labsのチームとの長いパートナーシップによって、日本における彼らの製品の強力なプレゼンスを確立する機会を楽しみにしています。」

GB Labs社は、従来のストレージエリアネットワークにおける欠点を解消するプラットフォームの開発に取り組んできました。その結晶であるSpaceシリーズは、大容量とパフォーマンスの両立が必須である映像編集業界を満足させる製品となりました。

【Spaceシリーズの特徴】

  • 10ギガビットまたはギガビット・イーサーネットによるネットワーク接続
  • クライアントに専用ソフトのインストール不要
  • 非圧縮HDやProRes 422などの圧縮HDはもちろん、2K DPXのマルチストリーム再生にも対応
  • 映像制作用途に最適化されたパフォーマンスとシステムセッティング
  • Mac/Windows/Linuxのクロスプラットフォーム対応
  • Final Cut ProやAvidシステムの共存が可能
  • RAID6による耐障害性
  • オープンなファイルシステムXFSを採用
  • ダウンタイムなしで容量を拡張可能
  • 1クライアントから100クライアントまでのスケーラビリティ
  • 遠隔地へのデータリプリケーションにも対応
  • 導入しやすい低価格


【Spaceシリーズと価格】

  •  SPACE:スケーラブル、エンタープライズ向けフラッグシップモデル:249万円〜
  • Space EX:ダウンタイムなしに容量の拡張が可能な拡張ユニット:49万円〜
  • Space Echo:データーの冗長化に最適なバックアップシステム:211万円〜
  •  Midi Space:超静音でコンパクトなデスクトップモデル:186万円〜
  • Mini Space:バッテリー駆動も可能なポータブルモデル:149万円〜

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