Episode バージョン6.3はx264コーデックにネイティブ対応、Autodesk finishing systemの中にEpisodeが統合されます。さらにAdobe Premiere ProからEpisodeへのダイレクトエクスポートが可能になりました。
ラスベガス, NAB Show( 2012年4月16日) – ビデオトランスコードおよびワークフローソリューションのリーディングプロバイダーであるTelestream社は、今週のNAB Showで展示されているEpisode 6.3の機能強化を発表しました。x264コーデックの対応により、Episodeシリーズは、より高品質のH.264エンコードが可能になります。またSmokeやFlameなどのAutodesk finishingシステムとの統合により、システムを操作するユーザーに高品質のエンコード機能を提供します。さらにAdobe Premiere Proからのダイレクトエクスポートも可能になり、エンコードタスクをEpisodeに集約できます。
Telestream社マーケティング副部長のBarbara DeHart氏は次のように述べています。「Episodeは高品質かつ数多くのフォーマット対応と、簡単にファイルベースの納品用や配信用ファイルを作成出来ることから、ポストプロダクション環境に非常に適しています。」
Telestream社はEpisodeにx264コーデックを対応させる事で、Episodeの高品質エンコーディングの伝統を守り続けます。
ビデオ業界では今やx264は最高品質のH.264ビデオを生み出すためのものだと広く認識されています。
Episodeは今回のAutodeskとのシステム統合により、Autodesk Stoneファイルシステムからダイレクトにブラウズやモニタリング、トランスコーディングを行うことができる、このクラスで唯一のエンコーダになります。Autodeskユーザーはこの統合により、Episodeが持つパワフルでスケーラブルなエンコード機能を簡単に利用できるようになりました。
一方、Adobe Creative Suite ユーザーは、Adobe Premiere ProのタイムラインからEpisodeへのダイレクトエクスポートが可能になることで多大な恩恵を得られます。Premiere Proからエンコードタスクを受けたEpisodeは、エンコード専用に構築された別のクラスターマシンにタスクを渡すことができるので、Premiere Pro を使用しているマシンをトランスコード作業から解放してくれます。
Episodeは、デジタルポストプロダクションワークフローのための、クラス最高品質のビデオトランスコーダーです。クロスプラットフォームで拡張性も高く、驚異のスピードとパワフルなコントロールをお手頃な価格で提供します。クラス最高のビデオ処理と10bitエンコーディング、そして圧縮方法の細かな微調整により、トランスコードプロセス全体を通して自然なままの画質を維持します。また最適化されたコーデック、マルチスレッド処理、並列分散エンコーディングが超高速エンコードを可能にします。Episodeは「コラボレーション」と「クラスタリング」をテーマに設計されているので、ユーザーは簡単にMacとWindows PCをエンコードクラスターとして結合することができます。
NABショーのTelestreamブース (SL1405) にて最新のEpisode 6.3を展示しています。
Episodeの詳細についてはhttp://www.ask-dcc.jp/telestream/episode.htmlをご覧ください。