08 Timecode 2

一般的な受信デバイスでは、UltraSync ONE の LTC 端子からの出力を認識いたします。(SMPTE の信号基準で UltraSync シリーズは出力しております)

しかしながら受信デバイスにより、UltraSync ONE の LTC 端子の抵抗値や信号レベルを認識しない場合がございます。

  • 例えば 75Ω の抵抗値をもつ LTC 入力端子が搭載された Blackmagic Design 社のカメラなどでは、UltraSync ONE の LTC 端子からのタイムコード信号は認識されない場合がございます。
  • こちらは UltraSync ONE の問題ではなく、受信側のハードウェアの仕様となります。

UltraSync ONE は LTC 端子と SYNC 端子の両方からタイムコード信号を出力することができます。

また、LTC 端子と SYNC 端子は異なる抵抗値を持ち、異なる信号レベルでタイムコード信号を出力することが可能です。

受信デバイス側の LTC 端子に関する仕様をご確認いただき、その仕様に合わせて UltraSync ONE のどちらの端子からタイムコード信号を受けるかどうか、設定/接続いただくようお願い致します。

UltraSync ONE LTC 端子 / Sync 端子 の抵抗値および信号レベル設定

LTC 端子

  • 抵抗値:600 Ω またはそれ以上、標準的な LTC 入力向け
  • 信号レベル設定
    • Std Level :3Vpp 信号
    • MIC Level :70mVpp 信号
    • Low Level :600mVpp 信号

SYNC 端子

  • 抵抗値:75Ω (Op Amp で増幅)、75Ω の抵抗値をもつ LTC 入力端子が搭載された機器向け
  • 信号レベル設定
    • Std. O/ P Level (標準O/Pレベル):170mVpp
    • High O/ P Level (高O/Pレベル):2.7Vpp

注記

  • 信号レベルを上げる際は、高信号レベルにより受信側のデバイスが故障しないかご注意ください。
  • LTC 端子
    • LTC 端子の信号レベルを変更する方法は、以下の手順となります。
      • menu > System Settings > LTC Output Level にて、MIC Level, Low Level, Std Level から選択ください。
  • SYNC 端子
    • SYNC 端子は、初期設定が OFF になっていますので、タイムコード信号を SYNC 端子から出力されたい場合は、以下の手順で設定をしてください。

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